長く介護現場で活躍するために。

これから介護職として活躍していきたい人は、体のケアも大事になります。
介護の現場で長く活躍している人の中には、腰痛に悩まされている人も少なくありません。
なぜなら、お世話をするお年寄りの体を支えることが多くなり、その時に腰に負担をかけてしまうからです。
そのため、体のケアをせずにそのまま介護の仕事をしていると、数年後には腰痛に悩まされる可能性があるので、注意しましょう。

体をケアする場合は、マッサージが有効です。
マッサージは体に溜まった疲れを解消してくれるので、腰の筋肉の回復にも効果が期待できます。
仕事に行く前や後に腰のマッサージをすれば、痛みもいくらか和らぐはずです。
また、腰に湿布を貼るのもおすすめです。
湿布は市販のものでも構わないので、腰への負担を感じたら早めに貼るようにしましょう。
今回は、腰痛の予防や対策で最もメジャーなものを紹介しましたが、この他にも腰痛対策はあります。
ですから、介護士は自分に合った腰痛対策を見つけて、日々の暮らしの中に取り入れることが重要です。

ただし、セルフケアを行っていても、どうしても腰痛に不安がある人は、従業員が多い介護施設に転職することも視野に入れましょう。
従業員が多い施設は、一人一人の仕事量も少なく、腰の負担も軽減される可能性が高いはずです。
また、腰痛が解消されるまでは、正社員ではなく、アルバイトや派遣社員として短時間勤務をする方法も良いかもしれません。
腰痛にならないように工夫をこらしながら介護に従事することが、介護士を長く続けるポイントになるのです。